ホモ・アクアリウス

って知ってる人？
知らないよね～
知人の日記でこの言葉を見て
一瞬で再沸騰しました

私ここ5年
この言葉の虜になってるんです

正確には
ホモ・アクアリウス説

人間が地上で猿と同じ祖先から
進化したという説に
真っ向から対立している説

簡単に言うと
哺乳類の祖先は海で生息していました
その祖先が地上へ上がり
四足歩行で地上を歩き
いつの間にか二足歩行で活動しだし
猿と人間の祖先となりました

その猿と人間の祖先が
また海に戻って生活し
その後また地上に上がったと言う説です

海に戻った際に
猿と人間の異なる点を
すべて捨ててきてしまったのです

体毛は海で退化しました
その替わりに皮下脂肪を付けました
現代でも冬に海に入るサーファーとか尼さんは
皮下脂肪が人一倍付いています
それは体の体温を維持するためにね

人間は水の中を頭から進むのに
適しているフォルムをしています
これに似た動物といえば
二足歩行の鳥、ペンギンです
頭と足の位置関係は人間とほぼ一緒
海で泳ぐ際の姿も似ています

それらのことから
海へ戻って地上へ戻ってきた種を
ホモ・サピエンス＝人間とし
海に入ったまま地上に戻らなかった種が
ホモ・アクアリウス＝MARMAID＝人魚となった
って話です

興味を持った方
この本を読んでください

岩井俊二　ウォーレスの人魚

本当かどうかなんて
動物生態学者なり人類学者なりが
考えればいいです

この本には人類の生態のロマンがあります
今でもどこかの海を人魚が泳いでるのかもしれません
私はそう思っています

間違いなく頭に残る一作です